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家づくりについて考えはじめる A オットと話し合った結果、娘が小学校に入学する前に家を建てようということになりました。 マイホームを、と考えたときにまず最初の選択は家を建てるか、それとも分譲マンションを買うか、ということになると思いますが、 私たちの場合マンションは全く考えられませんでした。といいつつ、一応見てまわったのですが、何件見てもやっぱりその考えは変わりませんでした。 LDKに部屋がいくつというお決まりの間取り、カラーセレクトのフローリングや建具などもどうしても好きになれない。 ここで一生暮らしたいとは思えない。 利便性のよいマンションよりも、少し郊外でもいいから庭のある一戸建てを、自分たちらしい家を一から建ててみたいという 想いは強くなる一方でした。 今までずっとマンション暮らしだったせいもあるのかも知れません。 私の両親は転勤族だったので持ち家がなく、社宅やマンションなど集合住宅ばかりを転々としていました。 家もですが、庭に対する憧れも強く、新しい住まいでは庭で過ごす時間も楽しみたいなぁと 夢みていました。 − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 家を建てるなら建築家に設計をお願いしたい。 これも最初から考えていたことです。 家づくりを考え始め、オットと何度かハウスメーカーの住宅展示場に足を運びましたが、 どの家も私たちが思い描いているのとは程遠いもので、正直タダであげると言われても住みたいと思える家ではありませんでした。 不必要な飾りがたくさんついていたり、無駄と思えるような仕切りやスペースがあったりで 私たちにとってはどこもかしこもデザインされすぎていると感じました。 サイディングの外壁にテカテカしたフローリング、部屋中に貼られたクロスなども 一生の住みかと考えるとどうしても受け入れられない。これは好みの問題ですね。 もともとピカピカの新築よりも古びた中古住宅のような雰囲気のほうが好きなので。 長く愛せる家にしたい。無駄なものはすべて削りおとしたあたりまえの家。 どんなインテリアでもライフスタイルの変化も柔軟に対応できる普遍的なデザイン。 無垢材の床に漆喰の壁、木の建具。汚さないように気を遣いながら暮らすのではなくて、 壁の汚れや床の傷も大らかに受け入れる、それらは年月を経てしだいに味わいに変わっていく、 暮らしとともに愛着の増す家にしたい。。。 ぼんやりとそんな風に考えていました。 今現在の気持ちは、基本的には以前と同じですが、だんだん変わってきた部分もあります。 そこはやはり設計士さんとの出会いが大きいです。 家をというよりも、まずその家で自分たちがどう暮らしたいかを深く考えていくうちに、 以前見えなかったものがたくさん見えてきた気がします。 きっと変わってきた部分が本当は家づくりにおいてとても大切なことだったのだと 今では思います。 |